ボスキャリ
ボスキャリとは
ボスとンキャリアフォーラム(ボスキャリ)は毎年11月にボストンで行われる就活イベントです。
ボスキャリは簡単に言うと、留学していて、日本で就活できない人向けの就活イベントです。(留学生はアメリカだけでなく、アジアやヨーロッパからも来ますので、イベント前日から、ボストンの日本人が急激に増えます。)
しかし、ただの就活イベントではなく、三日間で内定ゲットすることができる可能性もあるのが特徴です。
2022年には2年ぶりに現地開催となり、150社ほどの企業が参加しました。
参加対象者
留学している人のためのイベントと書きましたが、留学経験者であっても参加はできます。
また、すでに海外で働いている人や、海外で育ってきた人も参加していますので、かなり対象者の幅は広いと言えます。
しかし、企業の中には正規留学生(4年間海外の大学にいる人)しか募集を受け付けていない会社もありますので、注意が必要です。
ボスキャリの準備から当日まで
ホテル・フライト予約
ボスキャリの日程が決まると、ホテルや飛行機の予約をすぐにするのが鉄則です。かなりの数の日本人がボストンの市街地に集まるため、ホテルや飛行機の値段が急に高くなります。
開催直前では、ありえないほどの値段になっていることが予想されるため、開催日程がわかり次第すぐに予約するようにしましょう。
今年は開催日程が3月ごろに決まったので、私はその直後にホテルもフライトも予約しました。
事前応募
ボスキャリ攻略の鍵になるのが、事前応募です。
ボスキャリは11月に行われますが、7月ごろからいくつかの会社が事前応募を開始します。
事前応募をしない場合は、ボスキャリ当日にウォークインでレジュメを人事に渡し、選考に進める場合は企業から連絡が来ます。しかし、事前応募を行うことで、ボスキャリの前に選考が進み、ボスキャリで内定が出やすくなります。
企業の情報はボスキャリのサイトで常にアップデートされるので、ボスキャリ前から確認するようにしたほうが良いです。
ちなみに私は、15社ほど応募して、7社ほどボストンでの面接予約をいただきました。一つの企業からはボスキャリ前にディナーのご招待をいただきました。
ボスキャリ前日・当日
ボスキャリ当日の朝はとても早いので、前日にはボストンについていたいです。
中にはボスキャリ前日のディナーに招待する企業もありますので、念のために、前日までに着くようにしましょう。
当日は、非常に忙しいです。
ウォークインに加えて、朝から夕方まで面接がたくさんあります。私の場合は、忙しすぎてそれぞれの面接が中途半端になってしまうことを恐れていたので、選考を辞退させていただいた企業もありました。
面接に通ると、その場や後ほど電話でディナーに誘われることがあります。これはただの食事会ではなく、選考の一部です。ただし、雰囲気を見られるだけだと思うので、あまり緊張しすぎずに臨むのが良いでしょう。
ディナーはもちろんご馳走してもらえます。5000円ほどの食事を奢ってもらえるので最高です。私はワインもいただけた上に、帰りのタクシーのお金まで頂いたので、かなりお金が浮きました。
私の場合はディナーの次の日に内定通知書をメールでいただきました。
このようにボスキャリで選考が完結する企業もありますが、ボスキャリ後に日本で面接を行う会社やオンライン面接を行う会社も多くあります。
個人的に感じたこととして、
外資はボスキャリで完結することが多く、内資系は選考が続くことが多いと感じました。
ボスキャリ三日目は、一日目と二日目に比べて短いです。この日に帰ってしまう企業もあります。
私は面接の予定がなかったので、ボストンを観光しました(ハーバード大学等)。
ボスキャリで内定ゲットするには?
内定ゲットのキーとなるのは、
事前応募!!
ボスキャリでは、事前応募がとっても大事です。これと同時に大切なのは、自己分析です。事前応募に加え、しっかり自己分析することで、内定ゲットにかなり近づけるでしょう。
留学生は、テストの期間とボスキャリが重なっていることが多いと思いますが、事前からしっかり準備することで、当日も慌てずに面接に挑めるでしょう。
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